洗車にこだわるように、車の走りも大切にしたい。快適なカーライフは、日ごろのメンテナンスがあってこそ。 これからご紹介することは、愛車を良いコンディションに保つために、必ず把握しておきたい基本ポイントです。長く快適なカーライフを楽しむためにも、ここで一度、再確認してみませんか?
エンジンオイルの量のコツ
エンジンオイル量のチェック
教習所で教わった、エンジンオイルの量のチェック方法、覚えていますか? 普段なかなかやらないので忘れてしまった!なんて場合はここでおさらいしましょう。
運行前点検のひとつで、「オイルレベルゲージ」というエンジンルーム内の部品で確認が出来ます。オイルレベルゲージの先端には上限と下限のラインがついており、その間にオイルがついていれば正常です。
確認のポイントは、
- 1.エンジンを一度かける
- 2.再度エンジンを止める
- 3.その後で量を確認する
の3ステップ。少々面倒ですが、これで正確な量を確認できます。
エンジンオイルの量は、走行距離の応じて減る傾向にありますが、明らかに減りが早い場合には故障の可能性が。そのような場合は専門の修理工場に依頼する必要があります。 また、自動車の高性能化により、レベルゲージが付いていない車両も最近では存在します。 そのようなタイプのお車の場合には、カーディーラーなどでの定期的な確認作業が必要となります。
エンジンオイルの補充の仕方
「オイルレベルゲージ」ので量を確認し、減っている場合にはエンジン上部の蓋から入れていきます。 基本的に、オイルレベルゲージには2つの印が付いています。上側が上限(UPPER/MAX)を意味し、この印以上の量が入っていると、エンジンオイルの入れ過ぎという事になります。下側が下限(LOWER/MIN)を意味し、この印以下の量になるとエンジンオイル不足という事になりますので、補充が必要です。
最近ではオイル量の確認同様、補充も自分では出来ない構造の車両も出てきていますので、そのようなタイプのお車の場合ディーラーでの確認が必要です。
エンジンオイルを多く入れすぎるのはトラブルの元。量は要注意ポイントです。
どちらかというと、多過ぎるよりは若干少なめの方がトラブルは少ないため、入れ過ぎには特に注意しましょう。